ルンビニは真っ暗闇と濃霧の町だった。

真っ暗闇と濃霧の町だった。

100km程の舗装道路とは言い難い「車に揺られる」ってこういうことなんだと、あらためて実感しながらルンビニに到着したのは、カトマンズを出発した日を超えて翌日のam1時ごろだった。


私たちが泊まるホテル界隈は街灯はほとんどなく、宿泊するホテルのロビーから漏れる灯りとホテルの看板の蛍光灯の灯りが、暗闇の中をキリに包まれながらぼんやりと点灯している程度だった。その蛍光灯の灯りは辺りを明るく照らせることのできるほど元気はなく、寝ぼけ眼で景色を見ているかのようだった。
 (その様子の写真を撮ればよかったな。ちょっと後悔)

 ネパール国内はどこも計画停電実施中。東日本も3.11以後に計画停電がありましたよね。まさにそういった感じです。計画停電関係なしにココの夜は暗いのでしょうけどね。

 いくら車の中で寝れたとしても、熟睡できているわけでなく、流石にこの時間にホテルに着きますと、さっさと寝たいのでありますが、私を含めてほとんどのメンバーが、どこへ行っても wi-fiが繋がってほしいもので、一番最初の質問がwi-fiのパスワードでして。

 ホテルは、計画停電中でも自家発電で最低限の電気は供給しています。お風呂のお湯はきっと太陽熱を利用しているものだと思われ、日中の天気が悪かったのでしょうか、お世辞にも 「ぬるいお湯」ともいえない水が出てきます。仕方ないでしょうね。私たちはバカンスに来たわけでもないし、インフラに困窮している状況を知ってきているわけですし、だからココに来たわけですからね。

 
ネパールは霧が深く夜は暗い
ネパール ルンビニの夜明け前


夜のルンビニの小さな町の風景
夜のルンビニの小さな町の風景


朝8時ごろでも濃霧のルンビニの町の風景
朝8時ごろでも濃霧のルンビニの町の風景



朝もやで視界が悪いの様の風景
朝もやで視界が悪いの様の風景




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