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現地を回って感じる事。

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 地方自治体で管理維持していくことの負担を忘れているわけでもなく無視しているわけでもないと思うが。 期限切れで復興交付金が打ち切られるのだから、じっくりと復興計画を立てる余裕などありゃしない。地方自治体の長が町の全体開発の知識があるはずもなく、勿論経験だってない。   ようやく東日本大震災から 7 年経過した今辺りから、精神的にも焦らず、じっくりと計画を立てても良いと思う。長および関係者の方達の身内も被害に遭われているだろうから精神的にも疲弊している、そんな中で国からは急いでやれ! 金はもうやらんぞ! と言っているかのように受け止められます。 陸前高田市の復興工事   急いでやった方が良い整備工事とじっくり計画を練ってから始めた方が良い工事があると思うんですね。   急いで行った方が良いと思うのは崩壊してしまった海岸、湾岸などの護岸の復旧工事。   計画を練りながら企てた方が良いと思うのは街作り。   現地を回って毎回感じる事があるんですね。それは、これだけの宅地整備工事が本当に必要なの?これだけ広い敷地を嵩上げするの?これが本当に必要な道路整備工事なの?等々です。   大震災前から東京一極集中と少子高齢化に悩まされていた地方自治体が、大震災の混乱と国からの急務を叩きつかれ、土木工事の波に飲み込まれているかのようです。そう感じます。 陸前高田市内 再生可能エネルギーを利用したコンパクトシティの町の開発や地方自治体の枠を飛び越え協力し合ったグランド構想からのエリア計画街づくりが出来たら良いのになと思います。      各地方自治体が企業誘致合戦などしていたら、取った取られたの話になり、相互関係が薄らぎ、誘致に上手くいかなった町村は、天を見上げるばかりです。   大規模工場はここのエリア、住宅はあちらのエリア、商業や娯楽施設はそちらのエリアと言ったゾーン計画したらどうでしょうか。 病院をコアとしてゾーン計画してみてもいいかもしれませんね。   公共の交通機関を走らせる。この地域住民の移動手段のメインは自家用車ではなく自動車の走る道路とは別路の時間通りに運行するトラムや小型低床バスの運行。住む人、働く人。老若男女。妊婦さんや子供連れのベビーカーの親ごさん

2018年の3.11

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 3月11日からもうすぐで1週間が経とうとしている。 本日は自宅に差し込む光は温かく見上げれば青空が広がっている。  国内の桜の開花情報もちらほらニュースから聞こえてきます。    ここの所は昨夏から取り組んでいた取引の決済事と個人的な確定申告の期限とが入り混じって落ち着きのない日々が続いいましたが、先日にようやくひと段落ついたお陰で、本日はちょっとのんびりとしたリズムで過ごしています。  マックの白いキーボードの汚れ落しなどしてみたり、録り溜めてあったビデオを観たり、デスクに散乱したカメラ機材の小物などを片付けたりして。  買っただけで読み始めてもいない小説が出てきたりなんかして。  今年の3.11は 10日と12日の2日間で太平洋沿岸を宮城県〜岩手県と北上してきました。 気仙沼線 大谷海岸駅 今は道の駅「大谷海岸はまなすステーション」 南三陸町防災対策庁舎を望む献花台 陸前高田市立気仙中学校 陸前高田市立気仙中学校から奇跡の一本杉を望む 陸前髙田市内にて 陸前髙田市立気仙中学校