オヤジさんと立ち話し
芦ノ牧温泉から国道をそれ川沿いに奥まった地域に車を走らせた。
細い道の先にちょっと道幅が広くなったところに、こじんまりとした集落があり、バス停もあり、休憩所的に雨風凌げる木造の建物があった。
そのバス停の先でUターンしてまもなく、携帯電話が鳴った。電話の相手と話しをしていると、「ブレーキランプが片方切れていると!」と声をかけてきた。そのオヤジさんは、あのバス停の建物の床に80歳ぐらいだろうかオヤジさんがちょこんと座っているのを、私は車を走らせながら見かけた。あのオヤジさんだ。
私「目がいいですね~」
オヤジさん「ブレーキかけた時に片方しか点いていなかったよ」
私「凄いわ!やっぱ目がいいわ~」
「さっき、バス停で座っていたでしょう?」
オヤジさん「いつも散歩してあそこで一休みしているんだよ。1日に3回散歩しているんだ。」
私「ここの集落に住んでいるの?」
オヤジさん「そこの奥の方だよ」
…………。
話すこと10分以上ってとこかな。
話すこと10分以上ってとこかな。
出発してまもなくメッセージが表示。 |
この時初めて知ったのですが、昔、茅葺屋根の家で今はトタンの屋根のお宅があるでしょ。あの家って茅葺屋根の上に被せてトタンを覆っているそうです。
オヤジさんが「冬でも暖かいんだよ」と言っていたからトタンなのに暖かいって何故かな?と疑問に思いいろいろ話しを聞いてみたら、そういうことでした。
湯西川から国道沿いに北上している道中に見かけた廃屋。 |