これもまたノマドなのか。

 何もこの街に限ったことではない。
各地でこのような街の発展の移り変わりが見られる。

 昔、電車も車も発達していなかった時代の港町は、漁港を中心に街が栄えていった。
商い、住まい、娯楽施設などなどの街並み。そして、行商で往来で賑わった街道。それらの町は海に沿って横に伸び発達していった。また、川に沿って上流にも伸びていった。


日本の風景 北陸の旅 日本海の街 富山県を歩く
富山県氷見市の街を歩く



 やがて、鉄道が交通手段のメインになると、「駅」を中心に町が新しく出来てきた。
街道を使い、荷車や馬車で輸送するより遙かに多く、そして遠くに物資を運べるようになり、出て行くばかりでなく入ってくるものも盛んになり、町は繁栄していった。

 廃藩置県や村の統廃合などを繰り返しながら、町が大きくなりながら、まとまりながら、 やがて、街の賑わいは港や街道沿いから駅チカに移り。役場を中心に行政が執り行われるようになったのだろう。


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富山県氷見市の街を歩く




  今はと言うと、自動車での移動が中心となり、広い大きな国道沿いにショッピングセンター、大型量販店、コンビニエンスストア、ファミリーレストラン、飲食店などが新しく出来てきている。

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  鉄道での移動が人も物資も減り、車社会と移行してきたのだ。やがて、駐車場の整備が整っていない昔の商店街はシャッター通りとなり、人の居住圏も移るのだ。

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富山県氷見市の街を歩く


これもまたノマドなのか。
今回の北陸旅行で見て感じ実感したことでした。




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