ルンビニを後にして。

 ルンビニに2泊してから仏陀の生まれ故郷のルンビニを後にして、カトマンズへと引き換えしました。
 再び来た時のあの舗装だけどラフロードを10時間ぐらい車に揺られるのかと思うと、楽しいやら、なんやらの思いでしたが、やはり、すんなりといかないのは海外旅行には付き物でして、いきなりそれは事態が発生。

 ルンビニの町を出て、始めの大きな町に入り込んだ途端に、お巡りさんがドライバーに「この道は通れない!トラック2台の交通事故で通行止めだ!」みたいな話になっちゃって、「ルンビニ-カトマンズ間の道路は一本しかない」とルンビニに向かう時に聞いていたけど、オイオイ大丈夫かい?と ちょっと心配にもなりましたが、ほとんどまな板の鯉状態の長距離車移動ですから、心配してもしょうがない、地元ドライバーに任せるしかないでしょうって気持ちに移り変わる時間は一瞬で足りた。

  帰国後になって後悔したことのひとつに、もっとiPhone で写真を撮っておけばよかった。そうすれば、後で、その写真で、どこに行ったのかをマッピングしてくれて、足取りが分かるからだ。

  後悔した話しからお分かりのように、どこをどういうルートで走ってきたか、わからないのです。グーグルマップで見てもどうにもハッキリしない。

迂回させられたのが、1回ばかりでなく、数時間、山道を走っているとT字路に突き当たり、右に行きたいのに、がけ崩れで通行止め。2回目の迂回があったりです。
 
道中の山間の住民たちも、普段、こんなにたくさんの車たちが通るのが、珍しいのかどうかわかりませんが、車の往来を眺めている人たちがたくさんいる。始めに迂回した通りは、東西を繋ぐ高速道路が開通する前には使用していた旧道らしい。「今も使えるから大丈夫だ」の話しは聞いたが、それ以降の迂回路は、そんな会話は出てきていない。(しかし、私は激しい振動と断続的なクラクションの鳴る中で随分と寝ていたので、定かではありませんが。)

 ルンビニからカトマンズの道中に寄った学校や食堂の話は、次回にしたいと思います。


ネパールの地方都市の朝の様子
ルンビニからパタンに向かう途中の街にて


ネパールの山間の集落の働く女性
ルンビニからパタンに向かう途中にて


ネパールの山間のニワトリ
ルンビニからパタンに向かう途中にて





「晴れ ときどき 写真。」