撮影と鑑賞


  写真というものは、能動的でもあり、受動的でもある。
ひとつ事に、相反する事象が共存すること、これは写真に限ったことではない。

  カメラで 撮る と言う行為は、自分が主体の能動的であり、
写真を 鑑賞する と言う行為は、受動的である。

  被写体を選び、カメラのボディとレンズの組み合わせで、記録する。
自宅で撮ることもあるでしょう。遠く海外に赴き撮りに行くこともあるでしょう。
それはどこであり、写真を撮るということは、積極的行動の中にあり、能動的なものである。

   一方、写真を鑑賞する ことは、写真を見た時に、自分がどう感じるか、と言うこと。
素敵 とか、綺麗とか、癒される とか言った感情が湧いてくる。はたまた、衝撃的だったり、憎悪だったり、それは様々な感情があるでしょう。勿論、写真の全てに感情が生まれてくるものとは限りませんよね。また、見る人によって、同じ写真を見ても、抱く感情が相違するることも珍しくありません。

   能動的と受動的。
そして、撮影と鑑賞。

 写真が面白いのは、当分尽きそうもありません。


                                       OLYMPUS OM-D E-M1 + ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5

撮影地:千葉県船橋市
chiba-ken . Japan