東京都写真美術館「マリオ・ジャコメッリ」行ってきたよ。


先日、東京都写真美術館「マリオ・ジャコメッリ 白、それは虚無。黒、それは傷痕」写真展に行ってきました。
 東京都写真美術館HP
http://syabi.com/contents/exhibition/index-1807.html#event

「ジャコメッリは、1枚の写真で何かを語るのではなく、組み合わされた写真群で事物の本質へ迫ろうとしています。2回目となる本展では、老人たちの動作を記録した「ホスピス」、農夫たちの暮らしに自己の回帰を求めた「スカンノ」のほか、「神学生たち」、「善き大地」などの代表作を中心に220余点で構成します。」東京都写真美術館HPより抜粋

 かなり刺激的な写真の数々。写真の点数も215点と大規模の展示でした。

 私は、始め、一枚一枚じっくりと全てを見て周り、展示場内のTVで流していたDVDを見た後に、
二周目は、テーマをひとくくりに遠目で見ました。この見方が良かったですね。3枚.5枚で構成された組み写真と違って、数十枚が一組で構成された集合体が、私にのしかかってくるかのように、問いかけてくるように感じました。
 

 人によっては、重く感じるかなと思います。私個人的に素晴らしく良かったですが、人に勧められるかどうかは難しいところですね。

 展示場で記されていたフレーズの一部をここで記しておきたいと思います。

    「写真というのは難しいものではない。
          言うべき何かを持っていれば」

    「風景は始め人間と同じ物質、肉のことを考えながら生まれた。
          土は人間の肉と同じだ」



 私の場合、何かを伝えたいという意識より、自分の感動や関心が如何に写真に収められるかがテーマです。撮れた写真を見て感じることは、人それぞれで良いと思っています。それが私の撮影のスタンスですかね。

   ※以下の写真は本文とは全く関係の無い写真です。

 OLYMPUS E-5+ ED 50-200mm F2.8-3.5
 

  OLYMPUS E-5+ ED 50-200mm F2.8-3.5
 

 OLYMPUS E-5+ ED 50-200mm F2.8-3.5